ペット500体 ようやく安らかに ?東京新聞?

先日からブログの中で、何度かお話ししている「正丸峠」の事件。
29日被害者の会の方々の第2回総会が行なわれました。
29日は被害に遭われた方、約100名が集まったそうです。
そして、色々なご意見があったようです。霊園の場所を決めるのは被害者みんなで決めるべきではなかったんじゃないか?等々。
被害に遭われた方々、それぞれ色々な思いで総会の会場へ足を運んだ事と思います。

遺留品は170点出されたそうです。
ですが、一致したのはお一人しかいなかったそうです。
170点もあったのに.....。

私がお手伝いをさせて頂いた時も、いくつか遺留品が見つかりました。
リード、ハーネス、おもちゃ、ボール、首輪、首輪の中には飼い主さんのお名前がハッキリと刻まれているものもありました。
毛布もありました。
毛布の中には、ペットの犬であろう遺骨が出てきました。
飼い主さんが見れば必ず分かるはずのもの。勿論、月日が経ち原型がなくなりつつある物もあると思います。
でも...........。

毛布の中に包まれている子を見て、心の置き場をどうしていいのか分からなくなりました。

ある袋の中には、まだ毛が大量に残り原型をとどめているのではないだろうか?と思う子もいました。
正直、一瞬怯みましたが、前日私の前で同じような光景を目にしたのです。
被害者の方は、その毛に覆われたお骨を丁寧に取り除いておられました。
その事を思い出し「私は何をしにきたんだ?!」と目が覚め、もう一度袋を開け中型犬だったのだろうか、茶色い毛に覆われたお骨を、必死に取り除きました。
小さな小さな骨や歯も....。

帰りの電車で被害に遭われた方がおっしゃっていました。
「私、お骨を手で持てるか不安だったんです。でも、貴方がお骨を持っている姿を見て持つ事ができたんです」と...。
私も同じです。
前日ビニール袋から出てくるお骨を丁寧に持っている方を見て「やるべき事」を再確認できたのですから。


東京新聞に記事が載りました。

ペット500体ようやく安らかにと書かれてあります。
500体......。
まだまだ山の中に残されている子達がいます。
被害に遭われ、なお総会等に来られない方の中には「認めたくない。現実であって欲しくない」と思っている方も多いのかもしれません。
自分のペットの遺留品が見つかったと言う事は確実に山に捨てられたと言う事ですから。

私も黒いビニール袋を開け、中からリード、首輪、そしてお骨が出てきた時には悔しさでいっぱいでした。
私自身のペットではないのに、こんな気持ちになるのですから、被害に遭われた飼い主さんが見たら.......。

正丸峠では「皆一緒に連れて帰るからね」と心の中で叫び捜索を続けました。
ビニール袋を見つけると、大きな絶望感と同時に「そこにいて欲しい」と思う気持ち、そして「もう全ての子が見つかっていて欲しい」と思う気持ちが交差し、複雑な思いでいっぱいでした。
袋を開けて空であって欲しいと思ったり、連れて帰る為に、そこにいて欲しいと思ったり...。
とにかく、ビニール袋を見つけると、大きなため息が出ました。
それは疲労感なんかではなく、怒りのため息でした。

正丸峠に捨てられた沢山のペットは、とても広い範囲で捨てられています。
TVで騒がれた時、警察が連れて行った子達はほんの数匹です。
今現在500体という事は、やっぱり千単位で捨てられているのでしょう。

我が家の凛(猫)はスーパーの袋が大好きです。
袋を出しておくと中に入り嬉しそうにじゃれてきます。
そんな姿を見ると、スーパーの袋の中から見つかった遺骨を思い出し涙が出そうになります。

犬や猫の事が大きく取り上げられていますが、他にも小動物が沢山いたのでしょう。
小さい子は殆ど一般ゴミと一緒に捨てられたと言われています。。

ゴミの回収車の横を通る度、「そこに命はいない?」と思うと同時に激しい動悸に襲われます。
よくある話ですが、子猫の捨て場所に困り一般ゴミとして捨て、小さく鳴いた声に気が付いた人が保護をしたという例も聞いた事があります。
心が苦しくなります。
命は物でもなく、ゴミでもない!!


以下は東京新聞の記事です。

ペット500体 ようやく安らかに 埼玉・投棄事件 埋葬先決まる
2010年5月30日 朝刊
 埼玉県飯能市の正丸峠に大量の犬などの死骸(しがい)が投棄された事件で、県警や飼い主らが現場で回収するなどした約五百匹の骨が、同県毛呂山町の「武蔵野ペット霊園」内に埋葬されることになった。飼い主らでつくる「被害者の会」(藤野美和子代表)が「安らかに眠らせてあげたい」と、七月末ごろに墓所を建立する。
 同会は、動物葬祭業の阿部忍被告(71)=詐欺罪などで起訴=にペットの葬儀を依頼した飼い主らが四月に結成。死骸の回収や自主的な火葬を続けながら、埋葬先を探したところ、同霊園が通常の半値以下で受け入れてくれることになった。
 阿部被告は、火葬したと偽って飼い主に別の犬などの骨を渡した疑いも持たれており、五百体の中には、現場で回収された分以外に、阿部被告から「遺骨」として飼い主が受け取った分も含まれている。
 被害者の会が二十八日に開いた会合に参加した女性(55)は「お骨が本当にうちの犬か分からない。ほかのみんなと埋葬した方が幸せでは」と話し、同会に骨つぼを託した。
 現場には依然、多くの死骸が残されているといい、同会役員の小林美穂さんは「被害者がほかにもいれば、お墓に入れてあげたい」と話している。問い合わせは、小林さん=電090(3474)1130=へ。  (さいたま支局・山口哲人)


もう終わりにしましょうよ。
命を命と認める日本にしましょうよ。
弱い者は強い者が守る!ただ、それだけの事.....。
何故それができない!!

スポンサーサイト
プロフィール

ひらベラ

Author:ひらベラ
北海道出身
14歳から社交ダンスとジャズを始める。
19歳で上京。
現在、鬱病、強迫性障害、睡眠障害、トラウマと闘いつつ地元に戻り恩返しすると同時に、動物、子供、地球を救うべく....模索中。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード