教えてもらったと思うしかないのか・・・

家に戻ってから、改めて少し冷静になって考えてみた。


「やっぱり自分で最期までしてあげればよかった」と・・・。


今朝、仕事に行く途中、前の車の先に見えたのは道路に横たわっている猫と、その傍にいる猫

山へ向かう道。両側には住宅が建っていて、アチキが毎日車を走らせる場所。その道路はカーブが多いものの、スピードを出す車が多い。

横たわっている猫は事故に遭ったのだとすぐに分かった次の瞬間、このままでは側にいる猫もはねられてしまう!!と思い、バックミラーで後続車を確認。続々と来るけどハザードをあげてど真ん中に車を停車。

北斗用に敷いてあったバスタオルを取り、横たわっている猫を包み、取りあえず道の端っこに・・・。それを警戒しながら仲間の猫が見ている。

アチキは車を移動して、猫の元に戻った。

猫は首輪をしていなく、外傷はなかった。ただ・・・目を開き、舌を出していた。

朝の事。

役所も保健所も電話が通じる時間ではなく、近所の人に猫を飼っている人はいないか聞いてみると、すぐ側に野良猫にエサをあげている人がいるとの事・・・。
早速行って事情を話すと、話をしているそばから猫用に穴をあけた玄関から猫が出入りしているのだ。

70代くらいのお爺さん

「それはノラだな。うちの猫は外に出ないから」との事。

しかし、お爺さんが<飼い猫>と指をさすのは窓辺に佇んでいる猫1匹

ちょっとまった。ここを出入りしている猫は全てノラ???

とにかくアチキは事故に遭ってしまった猫を役所と連絡が付く時間まで預かってもらえないか?とお願いした(死んでしまった猫を預かって下さいなどと言うなんて、正気の沙汰ではないと思うが・・)

バスタオルに包んで道路わきに放置するなんて出来なかった。

するとお爺さん隣の家を指さして「ここの息子が車を持ってるから、処理してやる」的な事を言うのだ
「???処理とは???」

「こんな言い方もなんだけど、死んだらゴミだ」と言うのだ

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

正丸峠の事件で、この言葉をどれだけ嫌ったか・・・。

取りあえず猫を連れてこいと言うので、話をしながら猫を抱き、お爺さんに渡すと、抱きかかえるのではなく風呂敷に何かが入っているかのような持ち方をするので「私が、そこまで抱いて行きます」と言うと「生きてる時に情けをかけるのはいいけど、死んだら情けはかけるな」と言うのだ。

そしてお爺さん、隣の家のチャイムを鳴らした


中から同じくらいの年代のお婆さんが出て来て、改めて事情を説明
しかし、この2人の関係性がよく分からなくて困惑

この猫

このままゴミとして捨てられてしまうのではないか?と嫌な事が頭をよぎる
事を早く済ませようとしてる(?)2人に焦ったアチキは「ペットの火葬場に連れて行きます」と言ったが、そのお婆さんも、お爺さんと同じ事を言うのだ。

「せめて土に埋めてあげてもらえませんか?」と言うと「山はそこにあるから大丈夫だ」と言うような事を言う。

2人は「見かけない猫だけど、どろぼうの子供じゃないか?」などと話してる。<どろぼう>とは、これまたそこに座っているノラの名前。

怪しいと言えば怪しい。でもアチキは仕事に行かなくちゃいけない。

結局、その猫を2人に任せて仕事に向かったのだ。

しかし・・・仕事に行っても猫の事が気になって仕方がない。挙句の果てには「あの猫、生きていたんじゃないだろうか?」と思う始末。
だって、目を開いて舌は出ていたけど、呼吸の確認はしていない・・・。抱っこした時、死後硬直は無く、柔らかかった。跳ねられて時間が経っていなかったと言えばそうかもしれない・・・けど・・・。

帰宅後もずっと考えた。

何で自分で火葬場に連れていってあげなかったのか・・・仕事なんて遅れて行けばいい。
パニックになっていたとは言え・・・。

結局、自分が納得するためには自分で最期まで責任を取る事なんだ。
そう、あの猫に教えてもらったと思うしかないのか・・・。

あの猫は、我が家の猫(夏)に似ていて抱っこした感じも夏に似ていたのだ。

夏と夏の子供を助けようとした時、ある人に「すべての命を救う事なんて出来ないんですよ」と
言われ、苦しい思いをした事を思い出した。

今はただただ、虹の橋を渡ってくれてることを願うばかり
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No title

その猫ちゃんは、後方から来る車に
ぺちゃんこにされたかも知れない・・・

ひらベラちゃんに出会えたのは、
最後の幸運だったと思えます。
やさしい気持は、猫ちゃんに通じたよ。

無事、虹の橋を渡ってますように・・・

まめママさんへ

最後の幸運・・・・・・・・・ありがとうございます。やっと涙が出ました。

考えれば考えるほど後悔ばかり

他に方法はあったはず。
正丸峠のように「ゴミ」と同じように扱われて、山に捨てられてしまったのではないか?
自分の手で送ってあげればよかった・・。

この気持ちをどうしたら良いか分からないまま時間が過ぎて行きましたが、まめママさんの言葉で、やっとあの猫に「さよなら」が言えそうです。

まめママさん

本当にありがとうございます。

No title

なんて言ったらいいか…

つらい体験をなさいましたね…

けど、まめママさんの言うとおり、ひらベラさんが偶然通りかかってくれたから、最後の最後まで綺麗な体で居れたのだと思います。

偶然だけど、その偶然に意味があったのだと思います。
よく、道で事故に遭って亡くなった猫に同情すると恨まれる…って言われますが、
ちゃんと冥福を祈ってあげることは必要なんだそうです。
こちらが気持ちを引きずったら、それにひっぱられてその子も成仏できませんから…
私も、その子のご冥福を祈りますね。

ラマラマ子さんへ

ありがとうございます。

傍にいた猫も、きっとショックだったと思います。車が来ても離れなかったですからね。

今はただただ、あの子が虹の橋を渡ってくっれる事を願っています。

ラマラマ子さん。
本当にありがとうございます。
プロフィール

ひらベラ

Author:ひらベラ
北海道出身
14歳から社交ダンスとジャズを始める。
19歳で上京。
現在、鬱病、強迫性障害、睡眠障害、トラウマと闘いつつ地元に戻り恩返しすると同時に、動物、子供、地球を救うべく....模索中。

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